展覧会の絵
2009年6月7日(日) 展覧会の絵
昨日、子供たちの学校で開かれた髙木竜馬さんのピアノリサイタルに夫婦で行ってきました。彼は、同じ学校に通う高校2年生。とは言え、世界各地のコンクールで入賞を重ねているだけあって、堂々たる圧巻の演奏でした。
中でも、ムソルグスキーの『展覧会の絵』。今までもパーツ、パーツでは聴いたことがあって、何となく知っている気になっていましたが、この日、全編を通して聴くことができて、まったく違う印象を持ちました。1枚1枚の絵に緊張感を持って対峙し、ふうっと息を吐いて次の絵に移る、そういう息遣いが聞こえてきそうな気がしました。そうか、こういう音楽だったんだ。シンプルなステージにぽつんと置かれたピアノから、それだけの世界、物語を立ち上げる髙木さんの卓越した技量あってのことなのですが、ムソルグスキーと、そして髙木さんと一緒に絵を観て回っているような、そんな楽しい経験でした。
帰り際、楽屋でちらと見かけた髙木さんはあどけない顔をした(失礼)普通の高校生でした。その若さ溢れる素晴らしい演奏に心から賞賛の拍手を送るとともに(会場でも、ブラヴォーと声がかかってましたが)、今後のご活躍を期待したいと思います。いいものを聴かせてもらいました。有難うございました。

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